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平成30年 賀詞交歓会

 平成30年1月15日(月)15時30分〜17時 一般社団法人日本配線システム工業会の新年賀詞交歓会を、第一ホテル両国の25階アジュールで開催いたしました。
 当日は、ご来賓43名,会員68名を含む111名の方々にご出席いただきました。

開会挨拶
〔概略〕
 当工業会の出荷額予測は、世の中が好調であり、それから電設資材の業界も好調、建築業界も概ね好調ということを受け、2017年度のこの先四半期、それから2018年の前期まで好調に推移するとのまとめとなっている。一方当工業会では2015年から2017年まで第4次中期計画を実施してきた。2018年度よりスタートする第5次中期計画では、「快適で安心・安全な暮らしを配線システムで実現する」ということをベースに5大重点テーマを推進していく。「安全品質の普及活動」、「安全点検・リニューアル活動」、「環境対応推進活動」、「標準化推進活動」、それから最後に「新規分野の開拓活動」となる。第4次中期計画では新しい分野であるUSBコンセントについての規格を制定してきた。IOT、google home、AIスピーカ等が家庭内で繋がっていくような世の中の動きがある中で工業会としては、このような新しいものに対して安全性や標準化に取り組んでいく必要がある。第5次中期計画の「新規分野の開拓活動」の中で大いに推進していきたい。
第4次中期計画の中で、配線器具は10年、住宅用分電盤は13年というような交換の目安を定めてきた。いろいろな業界で同じような課題に取り組んでいると聞いているので、当工業会でもより安全で快適に使用していただくために鋭意普及を推進していきたい。
当工業会では第5次中期計画を確実に実行し工業会の活性化を図る所存なので皆様方のご支援、ご協力をよろしくお願いしたい。

平岡 敏行会長

ご来賓挨拶
〔概略〕
 今年は、新年から株価が上がり今少し落ち着いた状況で日本経済全体で明るい雰囲気でスタートできた。配線器具のマーケットについては住宅着工であったり、高機能品等々の盛り上がりで出荷額1000億円を越え、工業会の皆さまにおいては次の手の策を練られているものと推察する。
政府、経産省の立場としてもいくつか考えている課題等がある。1つ目はコネクテッドインダストリーズというコンセプトの元で様々なデータを繋ぎ合せ、ビッグデータ化し、且つAI技術等々を使って分析し、付加価値の高い物、サービス、製品を生み出していただきそのうえで様々な社会課題を解決するということを、官民で力を合わせ世界に先駆けてやっていきたい。その関係で税制や予算措置、様々なデータ共有のためのルール等で政府としても取り組んでいる。2つ目は昨年後半からヨーロッパを始め中国、インド等々の多くの国がEVに力を入れてきている。EVはエネルギー環境問題を解決する上で鍵になる分野で、皆さまには様々なチャンスを見出し、活躍されることを期待する。3つ目は安全・安心の分野における配線器具の日キャンペーンや地震対策の感震ブレーカ等の取組は心強い思いで感謝している。引き続きの活動を大きく期待している。
新しい未来を切り開く1年に皆様と共にやっていきたいと心から願っている。


経済産業省 情報産業課長
成田 達治様

乾杯
<小笠原 卓副会長>
中締め
<河村 誠悟副会長>

司会
<澁江 伸之専務理事>
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