JECA FAIR 2017 出展報告
今年は5月17日(水)から5月19日(金)までの3日間に亘って、東京ビッグサイト(東京都江東区)の東1・2ホールを使用して「JECA FAIR 2017〜第65回 電設工業展〜」が開催されました。今回のテーマは、「人を守る 暮らしを守る 電設技術が未来を守る」に設定されました。出展社数は大阪開催としては過去最大の247社、小間数は724で、入場者数は104,382名との主催者発表がありました。
当工業会の出展内容は、次の4点です。
1)2016年3月に閣議決定された首都直下地震緊急対策推進基本計画において、減災対策として普及促進が位置づけられた感震ブレーカーに関連して、2017年に内線規程が改定され、「地震時等に著しく危険な密集市街地」の住宅などへの施設が勧告的事項となり、「地震時等に著しく危険な密集市街地」以外の住宅などへの施設が推奨的事項となったことを受け、日配工製作の感震機能付住宅用分電盤デモ機を展示し、震度5以上の地震が発生した際の住宅用分電盤の主幹ブレーカーの遮断動作と停電時の保安灯による明るさ確保について紹介し、感震機能付住宅用分電盤の認知度向上に努めました。
2)家をリフォームする時や新築される時に考慮しておくと住み始めてからの快適性が大幅に向上するが、初期費用のみに気を取られ対処しておかないと後工事で費用が大幅にかかってしまい、対処できずに不便な生活を余儀なくされることを未然に防ぐため、コンセントの数や取り付け位置についての提案を紹介しました。
3)平成23年1月17日に制定された日配工技術基準JWD-T33「EV普通充電用電気設備の施工ガイドライン(第一版)」の改正版として単相100V回路による電動車両充電の整理をした第2版の改正内容を昨年パネル紹介しましたが、本年はより具体的に家を新築する場合やリフォームする場合に将来の電動車両充電に対応できるようにするためのガイドラインの活用方法を整理し紹介しました。
4)当工業会の第4次中期計画での5大テーマの内の新しい分野の市場を開拓する「新規分野開拓活動」の一環として取り組んだUSBコンセントの規格化に関して、平成29年4月に正式発行したため、規格の趣旨や主な内容について紹介しました。
今回も展示を見に来られた方にアンケート調査を行い、3日間で149名の方に協力して頂きました。期間中会場にお越し頂きました皆様に厚くお礼申し上げます。
ご参考:期間中の入場者数(主催者発表)
5月17日(水) | 32,518名 |
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18日(木) | 31,880名 |
19日(金) | 39,984名 |
合計 | 104,382名 |
当日の様子
◇日配工ブース◇ |
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◇日配工会員会社ブース紹介◇ | |
アメリカン電機(株) |
音羽電機工業(株) |
河村電器産業(株) |
神保電器(株) |
(株)泰和電器 |
テンパール工業(株) |
東芝ライテック(株) |
内外電機(株) |
(株)七星科学研究所 |
日東工業(株) |
(株)長谷川製作所 |
パナソニック(株) |
未来工業(株) |
(株)明工社 |
ワゴジャパン(株) |