JECA FAIR 2016 出展報告
今年は5月25日(水)から5月27日(金)までの3日間に亘って、インテックス大阪(大阪市住之江区)の3・4・5号館を使用して「JECA FAIR 2016〜第64回 電設工業展〜」が開催されました。今回のテーマは、「夢ある社会 電設技術で明るい未来!」に設定されました。出展社数は大阪開催としては過去最大の206社、小間数は597で、入場者数は97,200名との主催者発表がありました。
当工業会の出展内容は、次の4点です。
1)昨年3月に閣議決定された首都直下地震緊急対策推進基本計画において、減災対策として普及促進が位置づけられた感震ブレーカーに関連して、日配工製作の感震機能付住宅用分電盤デモ機を展示し、震度5以上の地震が発生した際の住宅用分電盤の主幹ブレーカーの遮断動作と停電時の保安灯による明るさ確保について紹介し、感震機能付住宅用分電盤の認知度向上に努めました。
2)コンセントに差し込んだプラグの周辺に綿ぼこりや湿気などが付着し発火に至るトラッキング現象による火災事故防止のため、一般家庭で日常的に使用される全ての電気製品の差込みプラグの耐トラッキング性能が昨年1月に法制化され、今年の3月から市場の電気製品の差し込みプラグは耐トラッキング性能を満足したものとなっています。この法制化の概要についてパネル展示で紹介しました。
3)平成23年1月17日に制定された日配工技術基準JWD-T33「EV普通充電用電気設備の施工ガイドライン(第一版)」が電気設備技術基準の解釈や内線規程を補完する民間規格として活用・参照頂いたが、その後充電に供する電動車両の充実に伴い改正、制定された各種規程等を反映するとともに単層100V回路による電動車両充電の整理を行い第2版として改正したので、改正内容についてパネル展示にて紹介しました。
4)当工業会の第4次中期計画での5大重点テーマと会員一覧をパネル展示で紹介しました。
今回も展示を見に来られた方にアンケート調査を行い、3日間で107名の方に協力して頂きました。期間中会場にお越し頂きました皆様に厚くお礼申し上げます。
ご参考:期間中の入場者数(主催者発表)
5月25日(水) | 27,446名 |
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26日(木) | 32,987名 |
27日(金) | 36,767名 |
合計 | 97,200名 |
当日の様子
◇日配工ブース◇
◇展示パネル◇ ※画像をクリックするとPDFファイルを開きます。
EV普通充電用電気設備の施工ガイドラインJWD-T33 (第2版) | スイッチ・コンセントの設置について |
差込プラグの耐トラッキング性能法制化 | 感震機能付住宅用分電 |