JECA FAIR 2019 出展報告
今年は5月22日(水)から5月24日(金)までの3日間に亘って、東京ビッグサイト(東京都江東区)の西1・2ホールにて「JECA FAIR 2019〜第67回 電設工業展〜」が開催されました。今回のテーマは、「新たな一歩! 踏み出す力!電設技術が未来を変える!」に設定されました。出展社数は241社、小間数は754で、入場者数は104,683名との主催者発表がありました。
当工業会の出展内容は、次の4点です。
1)2016年3月に閣議決定された首都直下地震緊急対策推進基本計画において、減災対策として普及促進が位置づけられた感震ブレーカーに関連して、2017年に内線規程が改定され、「地震時等に著しく危険な密集市街地」の住宅などへの施設が勧告的事項となり、「地震時等に著しく危険な密集市街地」以外の住宅などへの施設が推奨的事項となりましたが、さらに本年度、追補改正され勧告地域が「地震等の電気火災の発生・延焼等の危険解消に取り組むべき地域」及び都市計画法に基づく「防火地域」・「準防火地域」の住宅などへの施設となったことを受け、昨年に引き続き、感震機能付住宅用分電盤デモ機を展示し、震度5以上の地震発生した際の住宅用分電盤の主幹ブレーカーの遮断動作と停電時の保安灯による明るさ確保について紹介し、感震機能付住宅用分電盤の認知度向上に努めました。
2)急速に普及が拡大している情報端末(スマートフォン・タブレット端末)の増加に伴い1部屋あたりのコンセント数は不足する傾向がみられることから、生活や暮らしに合わせた家電機器の変化、電力量の関係を分析し、安全で快適な電気の使い方に繋がる、コンセント適正設置の検討コンセントの設置数の検討を進めるにあたり、現状の問題点を整理・提起するため、実際の住宅でのコンセント数不足の場所を紹介し意見の収集を行いました。
3)平成29年度に日配工として配線器具の交換の目安は5年、テーブルタップの交換の目安は3〜5年、住宅用分電盤の交換の目安は13年を定めましたので、周知を図るため横浜での「配線器具の日」街頭キャンペーン及び昨年のJECA FAIR 2018に引き続きパネルを掲示し紹介をしました。
4)当工業会の第4次中期計画での5大重点テーマと会員一覧をパネル展示で紹介しました。
今回も展示を見に来られた方にアンケート調査を行い、3日間で70名の方に協力して頂きました。期間中会場にお越し頂きました皆様に厚くお礼申し上げます。
ご参考:期間中の入場者数(主催者発表)
5月22日(水) | 31,211名 |
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23日(木) | 34,205名 |
24日(金) | 39,267名 |
合計 | 104,683名 |
当日の様子
◇日配工ブース◇ |
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◇日配工会員会社ブース紹介◇ | |
アメリカン電機(株) |
音羽電機工業(株) |
河村電器産業(株) |
神保電器(株) |
テンパール工業(株) |
東芝ライテック(株) |
内外電機(株) |
(株)七星科学研究所 |
日東工業(株) |
(株)長谷川製作所 |
パナソニック(株) |
未来工業(株) |
(株)明工社 |
ワゴジャパン(株) |